便秘・下痢が続いている
便秘や下痢といった便通の異常は日常的によく見られますが、長期間続く場合や、便秘と下痢を繰り返す場合は、大腸などの消化管に何らかの病気が隠れている可能性があります。
大腸カメラなどの検査で明らかな異常(炎症や潰瘍など)が見つからないにも関わらず、慢性的な下痢や便秘、またはその両方を繰り返す病気です。腹痛やお腹の張りを伴うことが多く、ストレスや自律神経の乱れが大きく関係しています。もっと詳しくみる。
ノロウイルスやカンピロバクターなどのウイルス・細菌に感染することで、急激な下痢、吐き気、嘔吐、発熱、腹痛が起こります。通常は数日から1週間程度で回復しますが、水分補給が重要です。
免疫系の異常により、大腸の粘膜に慢性的な炎症や潰瘍ができる指定難病です。長引く下痢、血便、粘血便(ドロッとした血が混じる)、腹痛、発熱などが特徴で、若い世代にも多く見られます。適切な治療で症状をコントロールすることが可能です。もっと詳しくみる。
初期は自覚症状がほとんどありませんが、ポリープやがんが大きくなると便の通り道が狭くなり、「便秘になる」「便が細くなる」「残便感がある」といった症状が現れます。また、狭い隙間を便が通ろうとして下痢を繰り返したり、便に血が混じったりすることもあります。40歳を過ぎたら、一度大腸カメラ検査を受けることをお勧めします。(大腸ポリープ)もっと詳しくみる。 (大腸がん)もっと詳しくみる。
大腸に栄養を送る血管の血流が一時的に悪くなることで、大腸の粘膜に炎症や潰瘍が起こる病気です。突然の激しい左下腹部の痛みとともに、下痢や血便が出ます。便秘がちな方や、高齢の方に多く見られます。
食物繊維や水分の不足、運動不足、極端なダイエットなどは便秘の大きな原因となります。一方、冷たいものの飲みすぎ、アルコールの過剰摂取、香辛料などの刺激物は下痢を引き起こしやすくなります。
風邪などで処方される「抗生物質」は、腸内の良い細菌まで殺してしまうため下痢になりやすいです。逆に、咳止めや一部の胃薬、痛み止めなどは便秘を引き起こす副作用を持つものがあります。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)では腸の動きが活発になりすぎて下痢に、逆に甲状腺機能低下症(橋本病など)では動きが鈍くなり便秘になりやすくなります。糖尿病による神経障害で便通異常が起こることもあります。
長引くお腹の不調は、大腸カメラで確認を
「いつものことだから」「体質だから」と放置せず、一度大腸の状態をしっかり調べることが大切です。
当院では、大腸カメラ検査でポリープやがん、炎症がないかを直接観察し、診断と治療を行っております。鎮静剤を使用し、苦痛に配慮した検査が可能ですので、お気軽にご相談ください。
