だるい、疲れがとれない
誰もが日常的に感じる「だるさ」や「疲れ」ですが、十分な休息や睡眠をとっても回復しない場合や、長期間続いている場合は、体に何らかのトラブルが起きているサインかもしれません。「年のせい」「ただの寝不足」と決めつけず、病気が隠れていないか確認することが大切です。
血液中の赤血球やヘモグロビンが減少し、全身が「酸欠状態」になることで、だるさ、めまい、息切れ、動悸などが起こります。女性に多い鉄欠乏性貧血のほか、胃潰瘍や大腸がんなど「胃腸からの見えない出血」が原因で貧血が進んでいることもあるため、注意が必要です。
のどぼとけの下にある「甲状腺」の働きが落ち、全身の代謝を活発にするホルモンが不足する病気です。強いだるさ、寒がりになる、むくみ、体重増加、気分の落ち込み、便秘などの症状が現れます。女性に多く見られます。
血糖値が高い状態が続くと、細胞がエネルギーをうまく利用できなくなり、強い疲労感やだるさを感じます。「異常にのどが渇く」「トイレの回数が増えた」「食べているのに体重が減る」といった症状を伴う場合は、早急な検査が必要です。もっと詳しくみる。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、初期は症状が出にくいですが、機能が低下してくると全身の強くだるさや食欲不振が現れます。進行すると、皮膚や白目が黄色くなる黄疸(おうだん)が出ることもあります。
腎臓の働きが低下して老廃物や余分な水分を尿として排泄できなくなると、全身に毒素が溜まり、だるさ、むくみ、息切れなどが生じます。
心臓のポンプ機能が低下すると、全身に十分な血液が送り出されず、少し動いただけでも強いだるさや息切れ、動悸を感じるようになります。足のむくみも出やすくなります。
睡眠中に呼吸が何度も止まることで、脳や体が慢性的な酸欠・睡眠不足状態になります。十分に寝たはずなのに朝からだるい、日中の強い眠気、いびきがひどい、頭痛がするといった特徴があります。
強いストレスや環境の変化、過労などにより自律神経のバランスが崩れると、検査をしても異常が見つからないのに、慢性的な疲労感やだるさ、頭痛、不眠などの身体症状が現れることがあります。
「ただの疲れ」と放置せず、一度血液検査などで確認を
だるさの原因は、肝臓や甲状腺の異常、貧血など、血液検査で診断できるものが多くあります。
「こんなことで病院に行ってもいいのかな」と遠慮する必要はありません。当院では問診でお話を伺い、必要に応じて血液検査やエコー検査などを行い、隠れた病気がないかを診断いたします。長引くだるさでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
